WordPressを始める 第2回「WordPress導入後、最初に設定変更すること」

「礼」の~IT人材を目指して~
作成:2025/05/03
更新:2025/06/28

はじめに

現在、WordPressでWEBサイト構築の勉強をしています。

このサイト自体をWordPressで作成し、勉強の実験台にしています。

そして、勉強の進捗があればその都度、このサイトで、報告しているところです。

これまでの経緯と課題

前回、無料のサーバーとドメインでWEBサイトの立ち上げを行いました。(関連記事

そしてWordPressを導入して、これからコンテンツの作成を始めようとしているところです。

今回実施すること

そこで、今回はWEBサイトの立ち上げ後、行うことを紹介します。

  1. テーマの変更
  2. 追従する目次をサイドバーに追加
  3. 編集画面(エディター)の変更
  4. WP Headers and Footers プラグインの導入

テーマの変更

WordPressのテーマとは、WordPressサイトのデザインや構成を決定するテンプレートのことです。テーマを変更することで、ウェブサイトの見た目や機能を簡単に変更できます。HTMLやCSSの知識がなくても、様々なデザインのテーマを自由に選んで使用できます。

最初からインストールされているテーマがいくつかあり、その中に気に入ったものがあれば、良いのですが、無い場合は、追加でインストールすることが出来ます。

▼手順

  • WordPress管理画面左サイドメニューから「外観」>「テーマ」を選択します。
  • 「新規追加」ボタンを押します。
  • 「テーマのアップロード」ボタンを押します。
  • 「参照」ボタンから好きなテーマを選択して「今すぐインストール」ボタンを押します。
  • zipをアップロードできます。

▼画面4

「Cocoonテーマ」が人気のようですのでこれをインストールすることにしました。

▼手順

  • Cocoonのダウンロードページに移動
  • 「Cocoon親テーマ」と「Cocoon子テーマ」を両方ともダウンロード。
  • 「cocoon-master.zip」「cocoon-child-master.zip」の順で1つずつインストール
  • 子テーマのインストールを終えたら「有効化」リンクをクリック

▼画面5

 

 

追従する目次をサイドバーに追加

コンテンツの目次をサイドバーに表示させて、本文がスクロールしても、サイドバーの目次はスクロールさせず、常に表示されるようにします。

▼cocoonの場合の手順

  • WordPressのダッシュボードから「外観」→「カスタマイズ」をクリック。
  • 「ウィジェット」→「サイドバースクロール追従」の順にクリック
  • 「ウィジェットを追加」ボタンをクリックしたら「[c]目次」を選択。

 

▼iconic oneの場合の手順

  • 目次を表示させる
      • プラグイン「Easy Table of Contents」を追加、インストール済みプラグインのページを開いて、有効化
      • ダッシュボードの「設定」→「目次」を開いて初期設定
  • 追従サイドバーへの追加
      • プラグイン「Fixed Widget and Sticky Element」を追加、インストール済みプラグインのページを開いて、有効化
      • ダッシュボードから「外観」→「ウィジット」を開いて「追従サイドバーエリア」を開いたら➕ボタンを押して、追加するウィジットを選びます。「目次」を選択。「Fixed Widget」にチェックをいれる

 

編集画面(エディター)の変更

WordPressは初期状態でブロックエディター(Gutenberg)を採用しています。

ブロックエディターは、文章や画像などをブロックごとに作成・管理するのが特徴で、各ブロックを簡単に移動したりコピーすることもできます。

記事を書いた後の編集やレイアウト変更も手軽にでき、難しい知識も必要なく、初心者でも直感的な操作が可能で、従来のエディターよりも時間短縮ができるという利点があるということです。

しかし、まだ慣れていないため、普段から使いなれた表示形式のエディターを使いたいと考え、調べたところ、プラグインを導入することで、ブロックエディター導入前に採用されていた「クラシックエディター(旧エディター)」を使用することが可能であることがわかりました。

▼手順

  • WordPress管理画面左サイドメニューから「プラグイン」>「プラグインを追加」を選択します。
  • 「プラグインの検索」で「Classic Editor」を探します。
  • 選択して「今すぐインストール」ボタンを押します。

▼画面4

 

WP Headers and Footers プラグインの導入

WP Headers and Footers プラグインは、シンプルなインターフェイスを使用して、コードとさまざまなスクリプトを、WordPress サイトのヘッダー、フッター、ボディセクションに追加できます。コードを挿入するためにテーマファイルを編集する必要はありません。

Google Analytics トラッキングコード、Google AdSense コード、カスタム CSS コードなどのコードを WordPress サイトのヘッダーとフッターセクションに挿入するのに便利です。

操作手順は次のとおりです。

▼操作手順

  1. プラグインをインストールして有効化
  2. WordPressダッシュボードの「設定」タブに移動
  3. 「ヘッダーとフッターの挿入」をクリック
  4. コード・スニペットを入力できる3つの空白があるページに移動
  5. 各スクリプトボックスにコードを貼り付け(Google AdSenseの認証コードであればヘッダーのスクリプトボックスにコードを貼り付け)
  6. 「保存」をクリック

「Category Order and Taxonomy Terms Order」プラグインの導入

ブログの記事を整理するために、各記事にカテゴリ情報を付与し、分類して表示する機能があります。Cocoon(コクーン)では、画面右側のカラムにカテゴリの一覧が表示されます。

▼図:カテゴリの表示

このカテゴリーが増えてくると、カテゴリーの並びを変更したいと思うことがあると思います。しかし、Cocoon(コクーン)の既存機能ではカテゴリーの並びを変更するこはできません。

そこで、カテゴリーの並び替えを行うのに「Category Order and Taxonomy Terms Order」というプラグインを導入します。このプラグインを利用すればカテゴリーを並び替えることが可能になります。

▼手順

  1. プラグインのアップロードから「Category Order and Taxonomy Terms Order」を検索しまし、「今すぐインストール」をクリックします。
  2. インストールが完了したら「有効化」をクリックします。
  3. ダッシュボードの「投稿」に「タクソノミーの並び順」という表示が追加されますので、ここをクリックし、編集画面でカテゴリーをドラッグすることで並び替えをすることができます。

 

さいごに

以上、今回はWordPress導入後、最初に設定変更することを紹介しました。

これからWordPressでWEBサイトを立ち上げる方の参考になれば嬉しいです。


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